「納豆菌の分離」
こんにちは
バイオ学科の山崎です。
1年生の微生物学実習では
培地を作ったり、無菌操作をしたり
いろいろな微生物を顕微鏡で観察したりしてきましたが
今回は、納豆から納豆菌を分離すると同時に
ちょっと実践的に 生菌数の測定も行いました。
ネバネバした納豆のサンプル採取は
ちょっと手強かったようです。
できた試料原液を元に
段階的に希釈をしていきました。
10倍、102倍103倍・・・ と希釈をするたびに
試験管内の希釈液をミキサーでよく混ぜます。
最終的には、109倍まで希釈をして
希釈液の1mLをシャーレに採ります。
後から、液化している寒天培地をシャーレに注ぎ
混釈培養をしました。
後日、生菌数が求められますが
得られた納豆菌は性質を調べるために
冬休み明けの実習まで大切に保管しています。