豆まき、ならぬ 納豆菌ばらまき!?
こんにちは
バイオ学科の山崎です。
2月といえば、節分。
節分といえば、欠かせない「豆まき」がありますが
微生物の実習では、納豆から“納豆菌”を分離して
その性質を調べてみる実習があります。
微生物を培養するためには、培地作りは欠かせません。
冬休み明け、久しぶりの培地作成だったので
作業を確認しながら調製していました。
オートクレーブで滅菌した培地は
使用するまで、ウォーターバスの中に保管します。
ご存知、納豆はネバネバしているので
サンプル採取にも時間がかかり、見ている方も力が入ってしまいます。
この時点で、“落とした!” “納豆クサ~” と
実験室中、ちょっとした盛り上がり(騒ぎ!?)がありました。・
10倍、102倍、103倍・・・・、と段階的に希釈しますが
希釈をするたびに、しっかりミキサーで撹拌します。
試料の希釈液と培地とを混合して培養します。
納豆独特の“ネバネバ”と“ニオイ”と希釈時の“ヌルヌル”で
時々、苦闘する声が聞こえてきましたが
実習が進むにつれて、においにも慣れ
扱いにも慣れてきたようです。
次回の実習では、分離した納豆菌の性質に迫ります!