最後の校外実習、雪の中のワカサギ釣り
学生に教えてもらったクイズにハマっています。
人によって解答の内容が違うのですが、
クリア出来たにもかかわらず、ごり押しの解答だと何だか納得できず、
何度同じ問題にトライしています。
お元気ですか。海洋生物学科の岡本です。
さて、もうすぐ2年生は卒業ですが、
例年、年が明けてから最後の校外実習に行きます。
真冬のノー・テント、吹きっ晒しのワカサギ釣り実習です。
今年も、行ってきましたが、今年も、雪が降っています。
一人で行ったら耐え難い環境でしょうが、
たくさんで行けば、テントなしの方が思い出に残ります。
なぜなら、学生達は寒くて色んな事を考えはじめるからです。
とりあえず、氷に穴を開けます。
これが意外と楽しいらしく、異常に穴を開けるO田くんの姿が見られました。
今年は、年が明けてからの授業日数が少なく、
市販のワカサギ釣り用の竿を各自で用意してもらったのですが、
学生の足で行ける範疇の釣り具屋は売り切れていたらしく、
昨年までは手作りの竿だったので、
何人かは、先輩方が残していってくれた竿を使わせてもらっていました。
といってるうちに、次々とワカサギを釣り始めました。
ウグイを釣った学生も。
海洋の学生らしく、
釣った魚を何とか生かそうと工夫しています。
しばらくすると、寒さが学生の神経回路を操作し始め、
雪原を走り回ったり、
雪で作った雪だるま(オラフ?)を撮影したり、
寝転がる学生に雪玉を当てるゲームを始めたり、
ノー・テントならではの行動を見せていました。
みんなで釣ったワカサギは、学校に戻って試食です。
日曜日に家族に豪語して釣りに行ったお父さんじゃないですが、
フィッシング学の坂田先生が、念のためにと、
市販のワカサギも購入しておいてくれました。
非常に美味しそうです。いえ、美味しかったです。
学生に、釣った魚と市販のワカサギと、どちらが美味しいか聞いてみたら、
「どっちも美味しいです!」と答えていました。
市販品も鮮度が良かったのでしょう。
校外実習も終わり、卒業試験を終えると、
学生達は帰省したり、就職先の準備をしたりで、もう学校には来ません。
毎年のことながら、寂しい気分になりますが、
学生生活の残りを充実させて、立派な社会人になってほしいと思います。