振り返れば、“かまぼこ”が一番うまくいった!
こんにちは
バイオ学科の山崎です。
食品サイエンスを専攻した学生さんは
食品を加工する実習があります。
食べやすい形にしたり
食欲が増すように盛り付ける調理とは異なり
加工は、食品の保存性を高めたり、
有効利用や安定供給などを目的としています。
実は、ここに“サイエンス”や“テクノロジー”が関係してきます。
ヨーグルトから始まり
ジャム、アイスクリーム、コンニャク、豆腐・・・
様々な加工をしましたが、
講義で話を聴いているのと、実際にやってみるとでは
かなりのギャップに思い知らされます。
1年間の実習を振り返って
“かまぼこ”が1番うまくいった! と
今年の学生さんたちは 口々に言っていました。
血合いを除いて、小骨を取って
採肉、水さらしをしたら
とにかく、ひたすら擂る、擂る、擂る。
そして、調味料を加えたら
更に擂る、擂る、擂る。
出来上がりは、見た目も“かまぼこ”らしく
味もしっかり“かまぼこ”でした!
この時の試食会は、
味や食感の違いがそれぞれの個性となり
誰もが自信をもって、自分のかまぼこをアピールしていました。
実習当初は、自分で加工したものも
なかなか口にできなかった学生さんもいましたが
そんな学生さんも、食品メーカーの就職も内定し
そして、自分の加工したものが1番おいしい!と
自信をもてるようにもなりました。
振り返れば・・・
いろいろありましたが、お疲れ様でした。