母川回帰～２０１５年３月卒・ＴＮくん～

今年３月に卒業したＮ正くんが、学校に遊びに来てくれました。
 
Ｎ正くんは現在、海底資源探査などの仕事をする会社に勤めています。
入社してすぐ、４月には瀬戸内海に出張、続いて長崎、
１日代休をもらった翌日からは留萌と、全国各地の海へと飛び回っています。
 
「瀬戸内海では何をしたの？」と聞くと、さらっと、
「海底ケーブルを引いて来ました」と、どでかい話しをしていました。
 
カギセンでは、どちらかというと、魚や水産業の授業が多くて、
資源探査の授業なんてほぼしていませんから、卒業後、うまくやっているのか、
どうしているか気になっていましたが、
分からないことだらけの中、大変だけど、楽しそうに働いているなと感じました。
 
知らないことは自分で調べ、先輩に教えを請い、
現場ではたくさんの会社が合同で仕事をするため、
色んな会社の人と話し、現場ごとに仕事のやり方が変わることにも柔軟に対応し、
また、そういった出会いを楽しみ、
社会人としての第一歩をいい感じで踏み出している雰囲気でした。
 
Ｎ正くんが在学中、会社の方が会社説明に来られた時、
専門知識がなくても本人次第で仕事は出来るようになると言われていた言葉の意味が、
Ｎ正くんの話を聞いて、なんとなく分かった気がしました。
 
Ｎ正のバイタリティ、柔軟性、臨機応変な行動、視野の広さ、ポジティブな考え方、
全てが成長していく糧になっている感じがしました。
特に、困った事態に直面した時の言動は、在学中からは想像できないくらい感心しました。
 
とても忙しそうですが、休みがとれたらまた、学校に来てくださいね！
くれぐれも、事故や怪我のないように働いてくださいね。