豆腐の加工よりも熱心に
こんにちは
バイオ学科の山崎です。
食品の加工実習で木綿豆腐の加工がありました。
前日から吸水をさせた大豆をミキサーにかけ
それを絞って“豆乳”と“おから”に分けました。
加熱をしてから絞る方法もありますが
今回は、絞った豆乳を加熱して
凝固剤を加える方法で加工してみました。
できたおぼろ状のかたまりを
型枠にいれて圧搾して、木綿豆腐にしていきます。
一方、豆腐を加工すると
どうしても“おから”ができてしまいます。
このおからは、食品か? それとも廃材か? と言われるほど
多くは産業廃棄物として処分されています。
この実習では、ぜひ この“おから”も
各グループで加工してみましょう! と話していました。
するとなぜか、本来の実習よりも 気合が入っていて
おからハンバーグを作るグループや
おからもちを作るグループ
おからドーナツを作るグループがありました。
食べるには惜しい(?) ハンバーグも、もちも、ドーナツも
そして、本来の加工のメインだった木綿豆腐も
遺伝子専攻の人たちと一緒に、試食をしました。
辛口コメントもありましたが
作るからには喜んでもらいたい!
という、食品専攻の人たちの気持ちが見られました。
この加工の実習では、各グループが趣向を凝らした
オリジナルジャムの加工(課題制作)があるので
その気持ちを大切にして、実習に活かしてもらいたいと思います。