食品加工研究センターを見学しました
こんにちは
バイオ学科の山崎です。
今年の夏は記録的な暑い日もありましたが
朝晩はめっきり寒く感じ、あっという間に秋になった気がします。
そんな中、食品サイエンス専攻の2年生が
池田先生の食品の授業の一環として
江別にある「食品加工研究センター」の見学に行ってきました。
新しくなった試験棟は
食品衛生法に基づいた加工施設へと整備されたので
“ヘアーキャップ”や“シューズカバー”をして
オレンジのビニールカーテンをくぐって移動しました。
このカーテンは、光に集まる虫にとって黒く見える壁になるので
防虫効果がありながら、明るさを保つことができる優れものなんです。
早速、加工試験室を案内していただき
「遠心式真空蒸発装置」の説明をしていただきました。
低温・短時間で濃縮ができるので
ビタミンCが壊れていない濃縮ジュースが作れる他
ヨーグルトを濃縮して クリームにするなど
とても興味深いお話がありました。
その他、いろいろな設備の説明をしていただきながら
実際の加工例や、そのご苦労なども聞くことができました。
次に研究棟を見学させていただき
「味覚センサー」の説明をしていただきました。
この機器は、食品の味を分析するだけではなく
“有名店の味の再現”を試みる開発にも使われるそうで
改めて食品産業の奥深さを感じ、感動しました。
最後に、施設の展示を見て、聞いて、そして質問をして
とても有意義な見学実習となりました。
池田先生に お取り計らいをいただき
そして、センターの皆様には お忙しい中
貴重なお時間をいただけたことを感謝いたします。
本当にありがとうございました。