水産試験場見学&乗船できなかった実習
懲りずに、チョコレートグラミーを再び飼いました。
もう、何代目でしょう。
繊細なチョコグラは、いつも、調子がよいと思って数か月、
突然、お亡くなりになります。
繊細さは、飼い主に似ているのでしょうか。
お元気ですか。海洋生物学科の岡本です。
さて、2年生は先日、余市の中央水産試験場へ見学実習に行ってきました。
北海道内には各地に水産試験場があって、
中央水産試験場は石狩・後志管内を担当されています。
資源管理や食品加工利用などの調査・研究をしている機関です。
本日の利用案内に、
カギセンの名前を書いていただいていました。
まずは、水産試験場の概要を説明していただきます。
続いて、ギャラリーへ。
標本やレプリカ、養殖用具や試験場の研究成果のパネルなど、
いろいろなものが展示されていて、興味の目移りがしてしまいます。
続いて、加工試験室へ。
燻製を作る機械やすり身を擂る擂潰機など、
カギセンでは手作業するものの多くの機械を見られました。
うらやましいですが、学生のうちは、より原始的な手法で経験した方が、
原理が分かっていいところもあるので(経験的に)、
機械は憧れのまなざしで見るだけです。
工学実験室へ。
生き物が好きな学生には、少し関心の低い部屋かもしれませんが、
造波装置など、水産試験場では珍しい装置もあり、
なかなか楽しい場所です。
養殖技術開発室へ。
ほとんどの学生が、テンションMAXになる場所です。
マツカワやニシン、ウニなどなど、生物がたくさんいるからです。
岡本的には、海水かけ流しの飼育設備が、いつ来てもうらやましい限り。
無事、見学態度も良好なまま、午後からは積丹へ乗船実習!
と、いきたいところでしたが、この学年はホントに・・・
移動中も猛烈に雨が降り、心配されていた風も出てくる始末。
結局、波があるため、乗船はできませんでした。
事務所で講義を受けることに。
磯焼けのお話や、考えさせる講義をしていただき、
カギセンでの目標を汲んでいただいているのか、ありがたい講義でした。
釣り実習など自前の実習と違い、
立場のある人と接する実習で課題も浮き出てきたので、
有意義だったと思います。
帰り道。
乗船できなかったので急遽、海岸へ。
学生たちが楽しそうにしている様子を見ると、海が、外が好きなんだなと思います。
みんなが楽しい事もしてあげたいですが、
みんなが何事も楽しめば、それが楽しい実習、楽しい授業になるはず。
改めて、全体で行動する意味、学校という場所、与えられる課題、
様々な事に思いを馳せてほしいと思います。