風と波と臨海実習~その1
世の中、ラグビーに沸き立っている頃、
プロ野球のひいきのチームが撃沈し、それどころではなく、
ヤケ酒三昧の日々でした。
来年こそは、輝く我等ぞ、と歌わせてください。
お元気ですか。海洋生物学科の岡本です。
さて、1年生は先日、小樽に臨海実習に行ってきました。
前日予報では、かなり怪しい天気でしたが、
実験所は、
まずは平穏な感じ。
顕微鏡をセットし、対物・接眼ミクロメータをセットしたら、
食べてよし、眺めてよし(?)の、キタムラサキウニの出番です。
重さを量ったら、
棘を散髪します。
殻径を図ったり、外部構造をスケッチするためです。
そして、いよいよ、
放卵、放精を待ちます。
昨年は1匹も受精しなかったのですが、今年は、
出るわ、出るわ。
悪天候に神様が気の毒に思ってプレゼントしてくれたのでしょう。
顕微鏡下で受精させます。
この後、発生は続きますが、どうなるかは入学後に。
ふと、外が気になり、湾内を見ると、
強風で海水が巻き上がっていました・・・
そんな中でも、学生たちは楽しむ心を忘れません。
T.M.RevolutionさながらのY田くんに拍手。
この日はこれで、終了。
果たして、翌日は磯に出られるのか?!