母川回帰~2013年3月卒・TSくん~
2013年3月に卒業したSとぅーが研修のついでに学校に来てくれました。
Sとぅーは現在、サケの孵化放流をする仕事に就いています。
北海道で水産業といえば、サケは絶対にはずせませんが、
各浜に、生まれた川に帰ってきたサケを捕獲し、
人工授精をし、孵化放流をし、その地域のサケの資源を守っている人たちがいるのですが、
Sとぅーはそんな重要な仕事をしています。
卒業して間もないころは、悩みも多かったようでしたが、
今は社会人というものが分かってきたようで、
頑張れているようでした。
「自分はこの仕事が好きだから頑張れる」と話してくれた事が印象的でした。
社会に出ると、学生時代とは全く異なる環境にさらされます。
何事もやってもらって当たり前だった人は、自分から進んでやる環境に変わります。
友人関係とは違う、会社の人やお客様との付き合いが始まります。
学生と全く同じ流れでは行動できません。
時に柔軟に、時にポリシーを持って、臨機応変に頑張っているSとぅーを見て、
すっかり立派な社会人になったなと感慨深くなりました。
また、札幌に来る機会があれば、近況を聞かせてくださいね。