Q.このコは、だぁ~れ?
さて、今月のクイズ、このコは、だぁ~れ?
今回は、今が食べごろの水産物。
漁獲されて生きていないので、写真が撮りやすい!
(でもピンボケ)
このコの表皮。
色素胞が見えます。
このコは瞬時に体色を変えることができますが、
魚と違って色素顆粒が拡散して・・・という変え方ではありません。
このコの眼。
冷凍したものを解凍したので、活きの悪い感じですが、
このコはとっても眼はいいようです。
ただし、色は分からないというのが一般的な説です。
このコの仲間には眼の表面に透明の膜が張っている種と、そうでない種がいますが、
このコは膜がないタイプ。
このコの脚の一部。
脚にいっぱい、突起物が付いているのですが、
写真右上のイガイガがヒントかな。
このコの口。
もう「科」くらいまで分かりましたかね。
このコの口には、鳥のくちばしのように鋭い、
歯のような役割を持った顎があります。
最後に、このコの
鰭です。
これで、種名まで分かりますね。
ヒント。
6月の解禁が待ち遠しい、足が10本の骨のない海産生物。
函館では朝市や食道、居酒屋などで、半透明のお刺身がいただけます。
ここ数年、漁獲が減っているため、スーパーでもかつての2~4倍の価格ですが、
やっぱり夏はこのコのお刺身を食べたいものです。
前回の答え。
アルテミアでした。
耐久卵が熱帯魚ショップで売られていたり、
夏休みのホームセンターに卵と飼育ケースがセットで売られていたりと、
何かと身近な生物ですが、
日本に生息する生物ではなく、外国の陸地の塩分を含む水に生息しています。
本州の水田に発生するホウネンエビに近いようで、
成体になると似ていることが分かります。