Q.このコは、だぁ~れ?
さて、今月のクイズ、このコは、だぁ~れ?
今回は、ザ・熱帯魚と言っても過言ではない?
このコの頭部。
これで分かれば変態級ですが、いかがでしょう?
このコの正面顔。
眼が大きくて愛らしい顔つきですね。
もひとつ、
このコの横顔。
鱗の色素が見えてきて、少し分かりやすくなってきました。
このコの胸鰭。
通常、どんなコも透明ですが、
最近、色がついて大きな胸鰭を持ったダンボタイプも出てきたようです。
このコのメスの尾鰭。
色は乗っていますが、オスに比べて地味目です。
このコのオスの尾鰭。
上下が伸びているソード系ですね。
熱帯魚好きならそろそろ分かってきたころでしょうか。
このコの
メスの腹部と、オスの
腹部です。
オスの尻鰭は細長い形状で、ゴノポジュウムと呼ばれる生殖器官です。
さて、品種特定のために、
体表に、単眼模様が入っていることを紹介します。
ヒント。
熱帯魚の飼育において、このコに始まり、このコに終わる、
と言われるくらい、単に飼育するだけなら入門魚ですが、
遺伝を頭に叩き込んで品種改良に手を染めると奥深い魚です。
グラス、モザイク、タキシード、リボンなどなど、
模様で色んなタイプの品種が作出されています。
このコは、オーストリアで作出されたそうで、
都市の名前と緑色をした宝石の名前がくっついた品種名となっています。
名前からゴージャス感が感じ取れますね。
前回の答え。
スルメイカでした。
軟体動物頭足綱ツツイカ目に属します。
6月に漁が解禁になる、夏の水産物の代表格。
ここ数年は漁獲が少なく、北海道としては少し寂しいですが、
それでもお刺身、煮つけ、焼きと、和洋中の万能食材です。
函館ではスルメイカ漁の漁火が夜景の必須アイテムでもあり、
ぜひ、毎年好漁であることを願います。