寿命が縮まる・・・ 蒸留操作
こんにちは
バイオ学科の山崎です。
2年生の分析実習では
一番と言っていいほど 気を遣う実習の日がやってきました。
「粗タンパク質の定量」では
試料をドラフト内でケルダール分解した後
![]() |
![]() |
その分解液を、蒸留していきます。
この、蒸留装置を組み立てるところから・・・
学生は“わくわく”しながら取り組んでいますが
こちらはいつも以上に 気を配っていきます。
装置がきちんとつながっていて、そしてしっかりしていないと
液漏れによる火傷や、器具の破損によるケガ
そして、装置がぐらついて危険な思いもしました。
何とか装置が組み上がれば、いよいよ蒸留開始です。
と言っても
ピンチコック1か所の間違いで 大惨事もあるので
操作に慣れるまでは、私も緊張感でいっぱいです。
ですが、一通り操作をして
分析の原理と蒸気の流れを理解してもらえれば
私も安心して見ていられるようになります。
蒸留液を回収したら、最後に滴定です。
特に、食品専攻では滴定操作を何度もやっているので
慣れたもんです。
毎年、何だかんだとトラブルがありますが
今年は私の寿命も(それほど)縮まることなく
無事に終わりました。
あとは・・・ しっかりレポートを書いてください。