美しく?“バチルス・ナットー”で実習
こんにちは
バイオ学科の山崎です。
冬休み明けの微生物実習では
“微生物の性質”について実習しています。
今回は身近な納豆を使って
まずは、納豆菌を分離する実習です。
納豆菌、“バチルス・ナットー”は
納豆の表面にいる好気性細菌なので
滅菌液で納豆をよく攪拌して、希釈原液を作ります。
「美しく」、そして熱心に攪拌したため
S君は、熱くて白衣を脱いだそうです。
この希釈原液から、さらに希釈と
攪拌を繰り返していきます。
希釈液の1mLを、滅菌済みシャーレに取りますが
使い捨てのシャーレが不足していたので
今回、久しぶりに“ガラス”のシャーレを使いました。
滅菌後に、保温しておいた培地を
シャーレに分注します。
バチルス・ナットーは、耐熱性の芽胞を形成するので
希釈液を高温浴中で加熱したものも 同様に培養しました。
Nさんは「美しく」温度を確認。
培地が固まったところで
パラフィルムをして培養しますが
いつもと違う、ガラスのシャーレに
うまくパラフィルムができなかったようで
「美しく?」 残骸が散らかっていました。
バチルス・ナットーが分離出来たら
次回の実習は、分離菌を使って酵素活性をみてみます。