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自動二輪

塗装実習その1

こんにちは、お待ちかねの二輪ブログのお時間です。
今回は、研究科の実習で一番人気の塗装実習です。
これまでの実習は、基本的に整備技術の習得を中心に行ってきましたが、塗装はカスタムの要素が強いため、
これまでの実習とは一味違うところが人気なのだと思います。
 
塗装実習の課題に、タンク単体の塗装とCBR600の車両をまるごと塗装する2つの制作課題を出しました。
塗装実習の期間は、おおよそ三か月ぐらいあります。その中で学ぶべきことは非常に多く、
まずは、メインとなるスプレーガンの仕組みからです。
分解出来る部分はすべて分解を行い構造や役割について学びます。
 

スプレーガンの仕組みがわかったら、次は塗料についてです。
塗料の原液に対して硬化剤の添加割合とシンナーの希釈割合について学びます。
意図的にシンナーの希釈割合を変えて、シンナーが多い時と少ない時ではどのように仕上がりに違いが
出るかを実際に体験してもらったりもしています。
 

硬化剤を添加中  シンナーが少ない時


シンナーが多くて垂れてしまった時 シンナーの希釈率がちょうどいい時

それ以外にも、エアブラシやポリッシャーの使い方など多岐に渡ります。
それらの技術を駆使して課題に挑戦を致します。
途中経過の写真を撮り忘れていたのでいきなり完成にはなりますが、次回は制作した作品を紹介したいと思います。
楽しみにしていてください。