微生物を培養する
微生物を扱う実習では
まず“培地”を作るところから始まります。
蒸留水を加えて滅菌すればできる粉末培地もありますが
1年生にとっては、初めての培地作りなので
試薬を1つ1つはかり、DWの入ったビーカーに加え
スターラーを使って順番に攪拌溶解し
pH(水素イオン濃度)の調節をして作りました。
操作に戸惑いながらも確認しながら、目的値に合わせていました。
調製した培地を試験管に分注し
オートクレーブで滅菌をした後は
斜面培地と平板培地の2種類を作りました。
斜面培地は、実験台で試験管から試験管への移植操作を
平板培地は、クリーンベンチを使って
平板培地から平板培地への移植操作をしました。
1年生にとっては 初めての操作ばかりだったので
実験室は ちょっと緊張感のある空気でした。
培養した微生物を使って、次回は顕微鏡観察に入ります。