母川回帰～２０１８年３月卒・ＹＳくん～

今年３月に卒業したＹ希くんが、学校に遊びに来てくれました。
 
 
 
Ｙ希くんは本州の淡水魚の養殖場に就職しました。
在学中から就きたい仕事と言っていたのですが、
全ての学生に懸念される、初めての社会人のほかに、
初めての一人暮らし、初めての内地、初めての仕事、初めての会社と、
初めてづくしの環境で大丈夫かと心配したものです。
 
本人は、学生の時は「大丈夫ですよ」と快活に答えていたのですが、
その答えほど心配なものはなく、ほどなく退職して北海道へと帰ってきました。
 
きっと本人は一生懸命頑張ったのでしょうが、
在学中の様子を思い返せば、自ら苦労を招いた事もあるのかも、
とも懸念しています。
 
まあ、頭で考えていた理想と、体験してみた現実と、
自分の性格や長所短所を合わせて考えてみれば、
もしかしたら次の就職の道筋が見えてくるかもしれません。
 
この日は、示し合わせた訳でもないのに、次々と卒業生が来たので、
あまりゆっくりと話せませんでしたが、
就職の考えがまとまったら、また学校に来てみてください。
ゆっくり話しながら、一緒に考えてみましょう。