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遺伝子を扱う仕事 ~職業講話2~

先週の職業指導の時間から
企業で働いている方に来ていただいて
1年生に「職業講話」をしていただいています。
 
今回は、遺伝子・タンパク質の分野で活躍している
卒業生のOさんに お話をしてもらいました。

Oさんの会社は、病院から依頼される病理解析業務や
遺伝子の受託解析や研究開発などを行っています。

その中でOさんは
DNA/RNA核酸抽出・RNA増幅や、SNP解析の他
血中循環腫瘍細胞の測定、
子宮頸がん発症リスクを確認できる HPVタイピング解析を
主に行っているそうです。
 
講話の中で
「新社会人に いきなり高度な技術は求めてないので
 基本的な操作ができれば大丈夫。」
 
「やはり、挨拶やコミュニケーションが大切。」
 
「“話しやすさ”だけではなく、相手の考え方がわかり、
こちらも教え方がわかるので 
コミュニケーションによって防げるミスもあります。」
 
と、1年生に熱い思いを伝えてくれました。

最後に、1年生から 先輩に質問もあり
 
仕事で役に立っていることや
仕事での大きな失敗とその対処についても お話してくれました。

今回の先輩の話で
遺伝子・生化学専攻を考えている学生だけではなく
仕事をする上で 求められる人材像が
より具体的にイメージできたように思います。
 
Oさん、忙しい所をありがとうございました!
 
「急いでいるときほど確認をする!
そういう時ほどミスをするから・・・」 という話。
身をもって痛感しています。