今年の組織培養は“ハオルチア”
明けましておめでとうございます。
新しい年を迎え
今年の目標を あれこれと考えてみました。
組織培養した フラスコ内のカンパニュラですが
根から茎にかけた部分が弱くて、腐れやすいため
幾度と鉢上げに失敗してきましたが
昨年、初めては(今のところ)鉢上げがうまくいきました。
そこで、今年の組織培養の新たな目標として
ハオルチア・オブツーサの培養・鉢上げを立てました。
丸い葉先の先端が透き通っていることから
“雫石(しずくいし)”とも呼ばれ、
一度だけ、鉢上げに成功しています。
実は、オープンキャンパスの支援学生でもあるMさんが
「ほしいけど 手に入らない!」と話していました。
手に入らないなら、組織培養して鉢上げしていこう と思い
培養中のフラスコを見てみました。
培地中の植物成長調節物質(植物ホルモン)の違いにより
カルス(細胞の塊)のものや
一部、葉に分化しているものも見られました。
まずは、植物体になるように培養できるかが
始めの一歩になりそうです。
今年もよろしくお願いします!