命のバトン、献血について学ぶ ~施設見学(午前)~
毎年、前期中間試験の最終日は
施設見学実習に行ってきます。
今年は「北海道赤十字血液センター」に行きました。
始めに、輸血医療の歴史と 血液の知識、
そしてセンターの概要などの説明をいただきました。
そして、“みほん”の血液製剤も
手に取りながら 見せていただきました。
「本物ではないです」と言われましたが
とてもリアルな製品に、緊張感を感じました。
続いて、検査室や製造作業室を見学させていただきました。
“遠心分離”や“白血球の ろ過除去”といった
操作や原理など、学生もいろいろと質問をしていました。
安全性の高い血液供給のために・・・
通常のウイルスの検査では判定できない
「ウインドウ・ピリオド」と呼ばれる感染初期期間があり
その短縮に核酸増幅検査(NAT)が行われているそうです。
実は、身近に輸血をした人がいましたが
製剤については あまり深く考えてはいませんでした。
善意によって作られた血液製剤について
様々な生化学検査や確認検査、NAT検査などを行って
より安全性の高い製剤になっていることを
私自身も知ることができました。