母川回帰～２０１９年３月卒・KMくん～

今年３月に卒業したM原くんが遊びに来てくれました。
 
M原くんを一言で表すと、決して裏切らない真面目な学生という印象です。
学生時代、水槽部の部長という責任を誰よりも感じ、
長期休みの魚の世話も、生き物の事を思い、率先して行ってくれました。
 
岡本は、そんなM原くんに自分のやりたい仕事、出来る仕事を選んで、
実現してほしいなと思っていましたが、
本人の気持ち、親御さんの気持ち、本人が選択する職業・職種など、
就活自体は紆余曲折をたどりました。
 
結局、実家から通える場所でとなり、
ホームセンターの熱帯魚コーナーでアルバイトから頑張る事になりました。
 
卒業後、どうしているか心配していましたが、
久しぶりに見た顔つきは、表情も明るく、安心しました。
 
「仕事、どう？」と尋ねると、
「毎日怒られています」とのこと。
それを笑って言えているということは、メンタルも鍛えられているようですね。
出来れば、その経験を学生時代に済ませておいてほしかったです。
 
この日は日帰りで札幌に来たとのことで、何の用事かと聞くと、
「熱帯魚屋さんにアンジェリカス（ナマズの美魚）が入荷されたので買いにきました！」
しかも、お値段諭吉おひとり分。
好きですねぇ。
 
アルバイトからでも一生懸命働けば、
きっと道は開けてきます。
何より、一生懸命になれるM原くんなら、そう遠くないことかもしれませんね。
 
機会があればまた、学校に来てくださいね。