標本が1冊にまとまるまで
小学生の頃でしょうか。
遠足から学校に戻ると、「家に帰るまでが遠足」と
“遠足あるある”がありましたよね。
同様に、バイオの学科でも
“海藻標本が綴じられるまでが忍路の実習!”です。
自分たちが作成した標本の状態を確認した後
根・茎・葉の区別がつかない いわゆる“海藻”と
それとは全く異なる“海草”の名前を調べました。
「スガモ」は海産の種子植物(被子植物)で
“ウミクサ”と呼ばれる海草です。
海藻については さらに “緑藻”“紅藻”“褐藻”に分け、
図鑑と見比べながら
当てはまりそうな名前を探していきました。
そのうち、説明を読みながら
じーっと見比べていると・・・
どれにでも当てはまるようで
どれにも当てはまらないような気がしてきます。
なんとか名前がわかった(決まった?)ところで
ラベルを書いて、スケッチブックに貼り付けます。
全員分の標本を貼り終えたところで
あとは、表紙を作成するだけです!
ちなみに、毎年恒例の“海藻のしおり”は
今年も大切な思い出になりました。