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秋の自然観察実習

新型コロナの影響で

なかなか思うように授業や実習ができなかったこともあり

しばらくぶりのブログとなりました。

 

緊急事態宣言の解除を受けて

もちろん、継続してコロナ対策を行いつつ

「秋の自然観察実習」を行いました。

1年生は初めての校外実習です。

 

今回は円山原始林で、植物の種類やその特徴

そして植物の種がどんな形で移動して広がっていくのかといった

“種子散布”などについて学びました。

葉っぱと言って想像してみると

先端が細くなっているものが一般的かと思いますが

 

葉先がへこんで

両手両足を広げたような形の ユリノキ の葉や

同じ木に生えていても

形がいろいろ変形している ヤマグワ の葉など

説明を受けながら 実際に見て、探して、手に取ってと

メモを取りながらレポート用の落ち葉や実をひろっていきました。

 

いつの間にか 動物散布型の種子がたくさんついていた学生は

“タネ”を振り落とすのに必死で

説明を聞くどころではなかったようです。

(実体験で、より理解が深まったと思います!)

 

 

今年は(も?) エゾリス には出会えませんでしたが

ジジュウカラ や ヤマガラ が私たちの近くまで来ていました。

 

あっという間の3時間の実習。

心配していた雨にはあたらず

無事に実習を楽しむことができました。