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自動車

A先生のつぶやき パート16

 
12月10日(火)雨

皆さん こんにちは 自動車工学科のAです。

師走になりました。月日の経つのは早いものですね。
さて、師走(シワス)と読んでいますが、なぜ12月のことをシワスというのでしょう。
「師馳(は)せ月」(しはせづき)=師はお坊さんのことで昔はお盆と12月もお坊さんが各家庭に回ってお経を唱えていた風習があるので、とか「為果つ月」(しはつつき)=物事を為し終える月、一年の最後の月とかいう説が色々あるようです。

私が学生の頃に教えてもらった説は、日本書紀や万葉集に「十有二月(シハツ)」「十二月(シハツ)」とカナがふってあり、昔からそう呼んでいた。今の師走は色々諸説をくっつけて字を当てた。というものでした。
よく判っていないというのが結論でしょうか。とにかく忙しいのは変わらないようです。

そんな中、出前授業に行ってきました。今日は札幌から車で1時間ほどのI市のI農業高校です。
2年生18名の車好きが待っていてくれました。

今回は自動車工学科のY先生が一緒です。
90分の授業ということで、1600ccの実物のエンジンを持ち込んで模擬授業を行いました。
慣れない工具や機器を使ってのエンジン分解・組立に悪戦苦闘しながら楽しい時間を過ごすことが出来ました。

中には、普段から家のお手伝いなどで工具を使い慣れている生徒さんも何人か居て、すいすい作業が進んで、頼もしかったです。

あっという間の90分でした。

自動車整備士の数が不足している現状をよく理解して、大好きな自動車を仕事にしてほしいなと思いました。

I農業高校の皆さんありがとうございました。