建築と電気のコラボレーション
みなさんこんにちは。
今年のカギセンの冬休みは少し長くて授業が始まるのは来週からなのですが、
静かな学校内の教室から人の気配が…。
入ってみると…電気技術コースのKくんとTくん、Sさんが。
まだ学校が始まる前なのに登校するなんて、よっぽど学校が好きなんですね。
…と思いきやそんな理由ではないらしく、KくんとTくんは日曜日に実施される
建築CAD検定の試験対策で勉強しに来ていたようです。
2人は電気工事や施工管理(工事の進行を管理する仕事)をする仕事に内定していて、コンピュータソフトを使って図面が描けるCADの技術が、入社後にきっと役立つだろうと考えて資格取得を目指しているそうです。
電気の授業でも配線図を書くためにCADは学びますが、建築物を描くためのCADはまた別物。
工業系全般の学科があるカギセンのいい所だと思いますが、
希望者には建築技術学科の飯田先生が建築CADの使い方を教えてくれます。
学科を超えたコレボレーションで資格取得のサポートが受けられるということですね。
このような図面を
CADでデータ化して描いていきます。
電気工事の中には建物内に電気を通すものが数多くあります。
電気の配線図はもちろん建物の設計図を見れたり描けたりした方が、
当然仕事の幅も広がりますよね。
電気技術コースでは卒業時に国家資格の電気工事士が取得でき、
電気エンジニアの基礎となる資格は一通り取得することができます。
ですが、職業現場を意識して関連する多学科の資格取得に挑戦できるのもいいところですよ!
Kくんは「飯田先生に脅されて学校にきてます」と言っていましたが、
あくまでも自発的に勉強していることはバレバレです。
資格取得に向けてがんばれ!