「味噌×、みかん○、友情?!◎」
こんにちは
バイオ学科の山崎です。
2年生は卒業に向けて
授業・実習と大詰めに入ってきました。
そんな中、最後の加工実習では
原理や定義の総まとめをして
片付け作業を行いました。
毎年、先輩から後輩へ受け継がれる「味噌」。
12月に加工したので
おいしい味噌になるのは5~6月頃でしょうか。
各班で味噌の状態を確認して、更に発酵・熟成を続けます。
しかし、ある班から
かなり強い納豆臭?! がしてきて
実験室中、ちょっとした騒動になってしまいました。
即、対処したようです。
その後、11月に加工した「みかんのシロップ漬け」の
品質の確認です。
みかんの糖度によって、シロップ糖度を調整したので
みかんとシロップの味が なじんだ頃かと思います。
シロップ糖度も、設定した範囲になっていたようです。
見た目、におい、いずれも問題がなければ
いよいよ試食です。
どの班も「自分の班が1番おいしい!」と譲らず
その上、「白黒はっきりさせたい!」ということで
今年度、最後の試食勝負に挑みました。
1、2階をお伺いして、どの班が一番おいしいかを聞き
更に、理事長室までおしかけて 試食をお願いし
多くの方から“おいしい”をもらった 1班
みかんらしさで 女性の心をつかんだ 2班
この結果に、3班は黙っていられず
厳しい一言をいただきに、学生部へ。
「重鎮に褒めていただければ それでいい・・・」
K先生は3班のみかんを褒めていたそうです。
(味噌のリベンジができました)
インターンシップで不在の学生も多く
少ない人数での実習でしたが
気が付けば
男子同士で、何かが育まれていたようです。
卒業後、それぞれの道に進みますが
この愛情とも思える 深~い友情を
温かく見守ってあげたいと思いました。