ワカサギ釣り、もとい、野営訓練?
冬の海、最高です。
海藻の時期が始まるからです。
時化てなければ、毎週末行きたいと思います。
お元気ですか。海洋生物学科の岡本です。
さて、2年生は先日、実習でワカサギ釣りに行ってきました。
毎年、海洋生物学科には釣りが好きな学生が入学してきます。
授業でも、フィッシング学という授業があります。
釣りのプロである坂田先生から、色んな話しを聞くのですが、
フィッシング学最後の実習、海洋生物学科最後の実習は、毎年ワカサギ釣りです。
札幌市内、某所、某日。
凍った川へと降ります。
既に、寒々しさが写真からも伝わると思いますが、
この日の某所は完全に吹雪。
写真では左奥にまだ建物が見えているので、余裕です。
氷に穴を開けます。
学生は、この作業だけでテンションがマックスでしたが、
日常に経験しない作業って、楽しいんでしょうね。
ワカサギ釣りは、自分で作った竿で釣ります。
その竿に仕掛と餌をつけているところ。
寒くて、手が言うことをききません。
ようやく餌をつけ終えると、ポツポツと釣れる学生が出始めました。
普通、ワカサギ釣りはテントとかの中で釣るのでしょうが、
大人の事情と思い出作りのため、ノーテントです。
ブリザードがおさまると、
こんな風景ですが、ひとたび吹雪くと、
学生がどこにいるのかも分かりません。
あまりの寒さに、
走って暖を取る学生や、
寒さで神経回路が混線したのか、雪中ラグビーなるものを始めたり。
いずれにしても、学生達は最後の過酷な実習、半ば野営訓練を楽しんだようでした。
学校に戻って、天ぷらにします。
1人2匹ずつくらい食べられたのかな?
これで、一部の学生を除き、卒業式まで学校に来なくなります。
今年の学生達はカギセンで何を得たのでしょう?
自分でしっかりと色々なものをつかめたでしょうか?
学生を見ながら、自分のこの一年も振り返ってみたいと思います。