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海洋生物

母川回帰~2014年3月卒・DK君~

この春に卒業したK奈部くんが、学校に遊びに来てくれました。
 
K奈部くんは現在、道路工事の仕事をしています。
海洋と全然関係ない仕事ではありますが、
岡本自身、魚と関係ない仕事を経て、現在がありますので、
学生のこういう選択を、理解はできるつもりです。
 
在学中は視野が狭く、意志の弱さが垣間見えたK奈部くんでしたが、
卒業してまだ半年ちょっとなのに、ずいぶん成長したなぁと感じました。
最初は仕事に行ってもどうしていいか分からずに、突っ立っていたそうですが、
今は、みんなが嫌がりそうな事も含めて率先してやるようにしているそうです。
何より、周りの人たちの考えや仕事の全体像について、意味を考えたり、
思いを巡らせたりしている様子を聞いて、
現場で年配の方たちから可愛がられている理由を実感しました。
 
「大分、社会勉強させてもらってますよ」
 
学生時代には想像できないような感想です。
そして、多くの卒業生が述べる感想、
 
「社会の苦労に比べれば、学生の頃の悩みは楽でしたね」
 
のような言葉を残していきました。
 
あたり前ですが、多くの学生は社会に出たことがありませんので、
(アルバイトは職歴に入らないですから)
私たち大人がうるさく言う言葉の意味が、正直分からないだろうと思います。
ただ、どの世代の学生にも、いい社会人になってほしいし、
いい人生を送ってほしいと思って接しているつもりです。
 
岡本の人生経験、歴代の卒業生たちが就活と社会人経験について語ってくれる内容、
その全てを毎年、学生に還元しています。
 
在学生には、今カギセンで過ごしている意味を、
少しでも想像してもらえると嬉しいですね。
 
 
 
K奈部くん、仕事は大変でしょうが、また遊びに来てくださいね。