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海洋生物

Q.このコは、だぁ~れ?

さて、今月のクイズ、このコは、だぁ~れ?
今回は、アクアリストには簡単でしょうが、
ちょっとズルイ出題の仕方かもしれません。
 

このコの目です。
黒目のタイプと白目のタイプといますが、好みが分かれますね。
目は見えている方なんでしょう。
人影を見ると、激しく泳いで餌をねだるアピールをすることが多いです。

このコの鰓と胸鰭です。
こうやって写真をアップで見ると、鱗が大きいですね。
だんだん、分かりやすくなりますよ。
 

このコの正面からの魚顔です。
受け口なのもご愛嬌。
魚によくある、餌を飲み込む(吸い込む?)というより、
モグモグと咀嚼するようにも見える餌の食べ方です。


 
このコの背中からの様子です。
この見せ方は、ちょっぴりずるい出題でしょうか。
 
 
ヒント。
海洋生物学科の2年生にとっては、学祭でお馴染みの観賞魚ですね。
体長5~6cmもある魚を、酸素もろ過器もなく、ビンで飼えるなんて、迷宮ラビリンス。
 
 
 
前回の答え。


 
ミジンコでした。
そのへんの水溜りにいそうな生き物ですが、
意外にも、生きた姿を見たことのある学生は少ないようです。
ミジンコは、昆虫と同じ節足動物の仲間ですが、
海洋生物学科的には、エビやカニに近い甲殻類と言った方が馴染み深いかもしれません。
岡本には、プランクトンの分類はなかなか難しいのですが、
単眼が細長く見えるので、オカメミジンコの仲間なのでしょうか。
土日の稚魚の餌やりが大変な時など、重宝しております。
第二触角を動かして泳ぐ様子は愛らしく、
岡本的にはこの姿で何杯でもお酒が飲める感じです。