スノーケリング実習
暑い日が続きます。
湿度も高いので、不快度200%くらいです。
でも、悪いことばかりではありません。
こんな日は、帰宅後のビールがいつもより200%美味しいです。
お元気ですか。海洋生物学科の岡本です。
さて、1年生は先日、積丹へスノーケリング実習に行ってきました。
スクーバダイビングは聞いたことがあると思いますが、
はて。スノーケリング?
酸素ボンベなど背負わず、パイプをくわえてフィンを足に付けて、
気軽に海中を観察できるレジャーです。
深くは潜れませんが、手軽さでは負けません。
当日は快晴で、スノーケリング日和でしたが、
まずは、当日のスケジュールの説明を受けます。
なんと、この春に卒業した、
S藤さんがインストラクターでした!
なんか、嬉しくなってきますね。
シーズン中は激しく大変だろうけど、頑張ってね!
続いて外へ。
まずは、命を守る「バディ」を決めます。
要するに、二人で1組になるんですけど、相棒の姿が見えなかったら、
えらいことになってるかもしれないので、とても大切です。
続いて、背の順に並んで、ウェットスーツが支給されます。
未来のマッチョたちがポージングしてくれました。
工藤先生が並ぶと、貫禄がありますね。
未来の細マッチョ、T樽くん。
お腹を触ってはいけませんよ。
陸地で色んな説明を受けたら、いざ、海へ!
この日のお天気は最高の海日和でしたが、
細マッチョたちには水温が低かったようで、盛んに上陸許可を求められました。
でも、
すっかりフィンの使い方にも慣れたようで、頑張って泳いでいました。
泳ぎに自信のない二人は、命にかかわってはいけませんので、
浅瀬で海中観察。
それでもきっと、色んな生き物が見えたはずです。
他の学生達は、
足の届かないところまでやってきました。
撮影に徹していた岡本は、陸地から学生を見ていましたが、
うらやましいくらい楽しそう。
海中の生き物を観察しています。
手に何か持っていますね。
海中で簡単にスケッチしたりメモを取ったりする道具です。
工藤先生の会社の方たちが、夜なべして作ってくれました。
夜なべは手袋を編むだけではありませんね。
一生懸命スケッチしています。
生物を勉強する通称、生物屋さんたちは、スケッチをとても大切にします。
なぜなら、スケッチをする目的は生物の詳細を観察する目を養うことが一つだから。
観察眼は社会人になっても応用できますから、頑張ってね。
スケッチを終えて帰って来た学生達は、なんだか一回り成長したような気がしました。
最後に総評をいただいて、楽しいスノーケリング実習は終了。
希望者は夏休み、スクーバの合宿に行くことになります。
1年生たちはとても実習を楽しんでいて、
クラスメイト同士も声をかけあっていて、
とてもいい実習だったと思います。
次回、秋には宿泊実習もありますので、
みんなの力でもっといい実習にしてくださいね。