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自動二輪

研修旅行~so inspiring~

さて、無事に一日目を終え朝も早くから1時間半の道のりをバスで移動!
 
着いた会場はまさかの雨、おまけに霧がかかっている・・・。

びしょ濡れになりながらも各イベント会場やメーカーのブースを散策し、両手には既にお土産やグッズで一杯の学生達もおり各々満喫していたようです。
また、レース観戦の醍醐味とも言えるライダーの控え室や各チームのピットがあるパドック内を歩くことができたのも良い経験となったと思います。


最新鋭のバイクに興味深々です!
 

ニッキー・ヘイデン選手
こんなに間近に見れるとはラッキーでしたね!!
 
レースが始まると次第に雨も小降りになり、世界戦を走るライダーやマシンの迫力に終始興奮した様子の学生達を見ると
研修旅行が実施できて本当に良かったと思います。

この研修旅行を通して、安全に走るにはどうしたらよいのか?ということを考えたとき
やはり「安全に止まる(止まれる)」ことが重要不可欠ではないでしょうか?
 
MOTOGPクラスでは、最高速度約300km/hオーバー!?
その他のMOTO2,MOTO3というカテゴリーにおいても
最高速度は200km/hオーバー!?
そこからブレーキをかけて約80km/hまで一気に減速!と非常に過酷な状況でのレースになります。
 
安全に止まれなければスピードを出せない(スピードをコントロールできない)。
ましてや、命を預けて乗れはしないですよね?安心して乗れないということにつながります。
 
それも含めてライダーの腕の見せ所かもしれませんが、メカニックとの信頼がなければとても乗れないですよね・・・。


  
今回のレースは、その一流のライダーとメカニック、そして最新鋭の技術が詰まった車両の見事なマッチングが見れる絶好の機会です。
この技術の応用が今私たちの乗っているオートバイなどにフィードバックされている訳です。
学生の皆は、メカニック側の視点、ライダーとしての視点など様々な方向からの捉え方で観戦してくれたと思います。
(してるはずです!!)
 

二輪車コースは、二輪車整備士を養成するコースですから整備のスキルはもちろん必要です。
しかし、乗らなければ分からない不具合もあります。
学生の皆には積極的にバイクに乗って貰うことでよりリアルな整備や手落ちのない整備を目指して貰いたいのです。
 
メカニックになるためには、乗ることもまた勉強です。
今回の研修旅行が刺激になったはず・・・。


個々に何を思ったのかは後々聞いていくとして、これからの学校生活に活かしてほしいですね☆