検量線、傾きひとつで・・・
こんにちは
バイオ学科の山崎です。
いよいよ2年生は、卒業に向けての追い込みです。
先日の分析の実習では
主に水質等の環境分析で行われる
「アンモニア態窒素」の実験をしました。
“卒業”という文字が目前に見えてきて
積極的に攻める(試薬を作る)姿がありました。
試薬を加えて
“ものさし”となる標準系列を発色させて
吸光高度計で測定しました。
標準系列の測定値から、検量線を作成し
未知サンプルのアンモニア濃度を調べてもらいました。
標準系列の値には、若干でも誤差はあって
「えぃ! ここだ!」という
プラス・マイナスのバランスを考慮した直線を引っ張ります。
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(いつもより真面目に取り組んでいるように感じます・・・)
グループ内で同じ実験結果を出しても
検量線の傾きひとつで、明暗が分かれます。
いつもは当番の人が行う 流し台の清掃ですが
今回は、用意しておいた “未知サンプル”の濃度が
1番大きく外れた人に掃除当番を任命。
一方、ぴったり賞はありませんでしたが
かなり近い値を出した学生さんには
ぶどうジュースをプレゼントしました。
賞品がかかると、眼の色が変わる2年生でした。