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自然環境

宿泊実習「水と鳥と石 前編」

シラカンバの花粉がようやく終息したのにイネ科の花粉が飛び始め、鼻が擦り切れてちょっと小さくなりました。
野外での調査を生業としているのに致命的な病気の自然環境学科の三城です。
 
【20160516】
 
2年生の宿泊実習第一弾。
今回は浄水場見学、鳥類調査、博物館見学、化石採集と盛りだくさんの予定です。
 
 
『当別浄水場見学』
小樽市、石狩市、当別町に給水している当別浄水場を見学しました。
取水するためのダムは平成24年に完成、水道用水の供給も平成25年に始まったばかりのピカピカの浄水場です。
 
施設の見学と浄水の仕組みを教えていただきました。
 
ダムからとった原水にPACという薬品を入れてガシガシかき混ぜます。

 
すると水中の汚れが集まってきます。

 
これを砂で濾過すると……

 
右ビフォア、左アフター

何ということでしょう、濁った水が透明に!
 
実際に浄水処理棟でもこの工程で水をきれいにしています。

 
当然ペットボトルより規模は大きいですよ?

 
いろんな工程をたくさんのモニターでチェック。

蛇口をひねるだけでおいしい水が飲めるのはここで働く方々のおかげです。
 
 
『宮島沼見学』
浄水場を後にして宮島沼での鳥類観察。
が、すごい強風。

 
髪の分け目の位置が全員そろってしまうほどの強風。

枝とか飛んできます。でも水面のカモは一か所に集まってきて、むしろ観察しやすいカモ。
 
 
さて、明日は早朝から鳥類用差実習、早く寝ろよといったそばから元気に体育館で運動。

まぁこれでぐっすり寝られるなら良いか。