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バイオ

“豆まき”ならぬ“ディスクまき”

こんにちは
バイオ学科の山崎です。
 
先日、1年生の微生物実習で
抗生物質を使った実習をしました。

(滅菌済みの液状化培地を保温しています)
 
無菌操作をするため、クリーンベンチ内で
まずは シャーレに液状化の培地を分注します。

次に、冷えて固まった培地上に
枯草菌や大腸菌といった微生物を取り

培地上に均一になるよう 微生物を広げていきます。

グループごとでの実験ですが
各操作は 1人ずつ行うこともあって
 
クリーンベンチの小窓から

 
鋭く、そして厳しい目が光ります。

そして、微生物が広がっている培地上に
 
今度は、抗生物質がしみ込んでいる
“ペーパーディスク”を置いていきます。

クリーンベンチ内での操作が終われば
後は、インキュベーターで培養するだけです。
 
しかし、ディスクを取り出すのに悪戦苦闘したのか

クリーンベンチ内が、ディスクまみれに・・・。

「きっと、節分で“豆まき”しなかったからだ」
のK君の一言に
 
“座布団1枚!”(笑点の大喜利) でした。
 
果して、ペーパーディスクをばらまいて
邪気が追い払われたか(?)は わかりませんが
 
今年、豆まきをやらなかった私としては
この“ディスクまき”で、一年の無病息災を願いたいです。