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海洋生物

母川回帰~2017年3月卒・YMくん~

今年3月に卒業したM波くんが学校に来てくれました。
5月5日のこどもの日に。
 
世の中、GWですよ。
この日は、2年生が水槽部で集まってくれたので、岡本もたまたまいましたが。
岡本も、365日学校にいるわけではありませんからね。
まあ、一日おきくらいに学校に来ていたので、会える確率は2分の1ありましたけど。
 
M波くんは現在、研究開発をする法人で、技術職として働いています。
北海道ですからサケマスについて扱うのですが、
M波くんはサクラマスの担当になったそうです。
今は稚魚の育成管理を行っているそうで、
稚魚放流が終わったら、今度は調査のために船に乗ったりもするそうです。
1年中、忙しいですね。
 
仕事は大変な様子でしたが、やりがいは感じている様子で、
今は一つずつ、仕事を覚えているようです。
朝一番に池の見回りをし、餌やりや塩水浴など、
水槽とは莫大に異なる規模の飼育を頑張っていました。
そして、仕事をこなすのではなく、一つ一つの作業に意識を持ち、
意味を考えているところは、新卒なのに頑張っているなと感心しました。
きっと、一から十まで教えてもらえないでしょうが、
その心持ちで働いていたら飛躍的に伸びる日が来ることでしょう。
 
同じような仕事で、サケの孵化放流をする仕事に就いた同級生のT樽くんの様子も聞けて、
就職支援室のG先生とともに安心しました。
休日に一緒に遊ぶだけではなく、
自分が休暇をもらった時に先輩が労働していることに対しても、
きちんとアドバイスしてくれているようで、社会人基礎力はばっちりですね。
二人で成長してくれると嬉しい限りです。
 
稚魚を放つまでは気が抜けないでしょうが、
体調に気を付けて頑張ってくださいね。
 
また、こちらに来ることがあれば、ぜひ学校に来てください。
(できれば、連絡してから来てくれると、確実に会えますから)