生物(細胞)で繋がる、施設見学実習
こんにちは
バイオ学科の山崎です。
今年も、試験週間最終日に
1、2年合同で施設見学実習に行ってきました。
午前中の見学先は「サッポロビール工場」でした。
決して、“ビール園” ではありませんよ。
ビールは、大麦の麦芽とホップを使って
酵母の発酵によって作られる アルコール飲料です。
ビールの“母”とも言える“酵母”は単細胞の微生物で
1年生はこれからですが
2年生は微生物の授業や実習で、酵母について学んでいます。
見学最後には、試飲会がありますが
もちろん実習なので・・・ 全員でソフトドリンクをいただきました。
午後からは、「北海道赤十字血液センター」を見学し
献血の重要性や
血液製剤ができるまでの流れなどのご説明をいただきました。
赤血球も血小板も細胞で、現在は人工的に作ることができない上
長期間の保存もできません。
iPS細胞など研究によって
人工血液ができる時代が来るかもしれませんが
改めて、“細胞の神秘”や“生命現象の複雑さ”を感じます。
この見学実習は、見聞を広げるだけでなく
1、2年で交流も持つ、まさに「繋がり」を感じる実習でした。
後日の実習レポートで
「ただ学んだというより、楽しみながら学べました」
という一言が、私の記憶に残っています。