Q.このコは、だぁ~れ?
さて、今月のクイズ、このコは、だぁ~れ?
今回は、誰しもが見たことがあるであろう、有名な生物です。
このコの体表。
鱗を一つ取って、顕微鏡で拡大して見てみると、
黒や黄色の色素胞が見えて楽しいのですが。
最近は、色に注目して品種改良が盛んです。
(色だけではなく、色々な形も作出されていますが)
このコの腹鰭。
鱗の大きさから見たら、割合と小さいですね。
このコの尾鰭。
デルタテールって感じですね。
こうやって見ると、透明というより、意外と色が乗っている事に気が付きます。
このコの胸鰭。
体色でなんとなく想像がついてくるのではないでしょうか?
このコの背鰭と、
このコの臀鰭。
ちなみに、この鰭はオスのもの。
背鰭に切れ込みが入り、臀鰭は幅広いです。
で、メスは、
切れ込みのない背鰭と、
小さめの臀鰭。
最後に、このコの
眼。
名前の由来にもなっているようです。
ヒント。
このコの学校は川の中にあるそうで、
そ~っと覗いて見てみると、
みんなでお遊戯しているらしいと、童謡に歌われています。
前回の答え。
通称「カーリー」と呼ばれているイソギンチャクでした。
カーリーは、マリンアクアリストにとって悪魔のような存在で、
1匹いたら増える増える・・・
千切れた破片でも増えるという噂は本当なんでしょうか。
ペパーミントシュリンプというエビが食べてくれるようですが、
出来れば混入させたくない事でしょう。
岡本は現在、このコを瓶で飼育中。
体内に褐虫藻と呼ばれる植物プランクトンを共生させている面白い生物ですし、
いずれ、破片から増えるところも観察してみたいと思っています。