最近は、細菌ばっかり・・・でした
こんにちは
バイオ学科の山崎です。
夏休み前から
培地を作り、移植操作をして、細菌を培養し
グラム染色で、顕微鏡観察をしました。
そして、夏休みが明けて
ちょっと(いや、結構)難しい鞭毛染色をしました。
細菌の運動器官である鞭毛は“ナノメートル”と
細菌の大きさの“マイクロメートル”よりも小さいため
鞭毛を太くして、顕微鏡で観察します。
(K.Kさんのプレパラート)
この鞭毛、とても繊細なので・・・
(イトミミズのような)
ちぎれた鞭毛だけが観察できた人もいました。
(S.S君のプレパラート)
そして、芽胞染色で栄養細胞と芽胞の観察もしました。
芽胞は、染色液には染まりにくいので
加温染色を行います。
微生物実習では、ここしばらく細菌の観察をしてきたので
顕微鏡操作も すっかり慣れてきたようです。
ひも状に赤く染まっているのが枯草菌の栄養細胞、
所々、青く粒状に染まっているのが枯草菌の芽胞です。
(Y.N君のプレパラート)
なかなか染まりにくい芽胞染色をしているうちに
“手が”、そして“白衣が” 染色液に染まっていたようです。