ニュース&トピックス

自然環境

卒業生のお仕事

皆さん、こんにちは。
自然環境学科の竹田です。
 
今回は卒業生のお仕事についてお伝えします。
 
まだまだ暑かった夏休み中に、滝野すずらん丘陵公園にて「滝野森林day」というイベントが開催されました。
 

平成26年3月に卒業したNさん。
 
在学中のNさんは非常にアクティブで、知床財団やNPOピッキオ(長野県)の
インターンシップに参加、さらには狩猟免許も取得しました。
卒業後は、動物・自然保護を行う某有名団体で勤務した後、
現在は深川市 地域おこし協力隊 有害鳥獣対策支援員としてお仕事をしています。
 
「滝野森林day」では、農作物や樹木を食い荒らすなど、人の生活や自然環境へ悪影響を
もたらす動物の調査、駆除に関する取り組みについて、熱心に説明をしていました。
 

テーブルには、駆除したエゾシカやアライグマの毛皮が並んでいます。
こういった実物に触りながら話を聞くと、とても分かりやすいですよね。
 

触れているのは猟銃・・・ですが、これは実物ではありません。
さすがに狩猟以外の目的であちこち持ち歩くことはできませんので、
イベントのためにNさんがダンボールなどで手造りしたものです。
 

こんな感じで獲物を狙うのかな?!
ちなみに、スコープ(照準器)だけは本物とのこと。
 
今回のイベントのように、
北海道の動植物・自然について多くの人に知ってもらう事 = 環境教育 も、
Nさんの大切なお仕事の一つです。
 
学校でもその経験を後輩たちに伝えて欲しいと思っています。
Nさん、その際はよろしくお願いしますね!