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自然環境

「それぞれに、でも繋がってる:その1」

 
あたし身体が細長いもんで、寒さがまさしく骨身にしみます。
 
自然環境学科 三城です。
 
今年本校を卒業した学生たち、各地で活躍しています。
 
S君
来年、現在2年生のS君もお世話になる建設コンサル「北開水工コンサルタント」さんで河川管理の仕事をしています。

半目www
 
受け持ちの河川を巡視し、水質調査のためのサンプルを採取するため毎日車で走り回っているそうです。
「今はできる仕事、与えられた仕事を確実にこなしていき、さらにできることを増やしていきたい」
と新社会人の模範的な意気込み。
彼は大学を卒業し、環境調査について学ぶため当校に入学。
はっきりとした目的意識が大手への就職に結びつきました。
 
「写真撮るなら『それっぽく』撮ってくださいよぉ」
というのでそれっぽいポーズとれよといったら
 

でた、インタビュー定番の「ろくろ回し」ポーズ。
 
ノリの良さ健在!
野外実習の時、「寒い」とか「遠い」とか、始まる前はぶーぶー言っていましたが、いざ現場に付いたらみんなを置き去りにするほどノリノリで先頭に立っていた彼。
現場の仕事では「フットワークの軽さ」が求められます。
きっと今の仕事でもこれが生かされていることでしょう。
 
 
O君
環境コンサルタントの「野外科学」さんでアスベストの分析を行っております。
当学科卒業名も数名お世話になっている会社です。
 
ある日私に彼からメールが届きました。
「三城先生!!……ピンセットを研ぎたいです……」

 
本当はこんなスラムダンク乗りではないですが、細っかいサンプルをつまむ必要があるためピンセットを研ぎたいと。
上司に「これじゃだめだ何とかしろ」と言われましたという相談だったのです。
よろしい、学校に来なさい。
 

 
生物調査を行う上での三種の神器の一つ「ピンセット」。
当然私もこだわりがあります。自分のピンセットも先端ピンピンピカピカに研ぎ倒しております。
実習でみんなが使うピンセットも先端ピンピンししておいたのを彼は覚えていてくれたのでしょう。
 
どんな仕事も必ず「道具」を使います。
道具を大切に扱うことに関しては、学生にも口うるさく言っていますが、彼も働いてみて強く実感したとのことで。
 

「これならイケますわ!」
と納得の研ぎスキルを身に付けて帰っていきました。
 
さんざん道具にお世話になっているわけですから、道具をお世話することも当然。
来年から「ピンセット研ぎ実習」もやろうかな。
 
 
卒業後もこうして頼ってきてくれるのはうれしいものです。
就職後は在校中にはなかった問題にぶつかりますからね。
 
 
 
頼ってくると言えば福井県の「ツリーピクニックアドベンチャーいけだ」さんに就職したT君。
アトラクションを通じて自然体験を行っている企業で、彼はリバーアトラクションなどを任されているそうです。
さすがに遠いので来校はしませんがたびたび相談の電話がかかってきます。
増水期はラフティングなどができますが、渇水期にどんな自然体験ができるか、そんな提案を求められているそうです。
会社は新入社員に「新しい流れ」を期待することもあります。
プレッシャーかもしれませんが、ここで「新しい流れ」を提案できればその川はキミの物になります。
そんなキミに私からのアドバイスは
 
 
 
頑張れ ( >∀<)bバチーン!