どのミカンが好きですか?
こんにちは
バイオ学科の山崎です。
お正月といえば“ミカン”ですが
ミカンの皮をむいて、ひと房ずつに分け
そのまま食べる人もいれば、
白い繊維状のものを きれいに取り除く人もいます。
中には、ミカンの「薄皮」が苦手 という人もいると思います。
加工実習では、この薄皮(じょうのう膜)を取り除く実験、
すなわち(!?) 「ミカンのシラップ漬け」を加工しました。
“じょうのう膜”は、食品添加物用の薬品を使って
酸・アルカリ処理で取り除くことができますが
濃度計算や調整の仕方を間違えると
つぶつぶジュースのようになったりして、大変なことになります。
ミカンの糖度を調べて
そこから シラップの糖度を決めていきます。
大きさや形をそろえて容器に詰めて
シラップを加えて、脱気・滅菌すれば完成です。
容器に詰め残ったミカンを食べていた学生から
「そのままでもおいしい! 早くシラップ漬けが食べたい」という人と
「このままの方がおいしい!」という人がいました。
好き嫌いは 人それぞれですが
欠席して実習ができなかった人は、後日
「どちらでもいいから、とにかく食べたい」と言っていました。