最後の実習
クリオネを採りに紋別へ行ってきました。
日帰りです。
我ながら、毎年、この日帰りオホーツク旅、頑張るなぁと思います。
お見せする機会があれば、たくさんの人に見てもらいたいものです。
お元気ですか。海洋生物学科の岡本です。
さて、先日2年生は、最後の実習「ワカサギ釣り」に行ってきました。
卒業試験も終え、出席の義務はないんですけど、
一部の人を除き、大半の学生が出席できました。
実習とか、釣りとか、外とか、みんな好きなんですね。
某河川。
数日前まで気温がプラスでヒヤヒヤしましたが、
がっちり凍っていてくれてワカサギ日和。
たくさん写っているテントは、よそ様のもので、
海洋の学生たちは元気はつらつ、逞しいですから野ざらしです。
まず、仕掛けを準備します。
竿は学校で、竹を削って作りました。
女子たちも野ざらし。
この学年の女子たちは、本当に元気いっぱい。
他学科、他学年に知り合いもたくさん作って学校生活をエンジョイしていましたね。
男子、小ヤンチャ組。
色々な出来事がありました。
でも、世間を逞しく生きていくんだろうな、という予感はあります。
失敗したり叱られたり、色々あるでしょうが、逞しく前に進んでくださいな。
若くして、成人病を抱えるU尾くん。
薬も減って、安心です。
不摂生しないで、頑張ってくださいね。
人生、健康が一番だから。
同級生がサイコパスと公言されるWくん。
力仕事に就くことは心配ですが、
辛いとき、同じ職場に就職するK島くんにすぐ、言うんですよ。
内地で魚を育てる仕事に就くY希くん。
初めての社会人、初めての職業、初めての会社に加え、
初めての内地、初めての一人暮らしに馴染めるか。
先輩も勤めているところだから、頑張れ。
インドネシアから来たI田くん。
中央卸売市場にすでに、バイトで勤めています。
いつか、日本とインドネシアの水産物を橋渡しできる人になってください。
漁師になる道から進路変更をしたN谷くん。
色んな事がありましたが、その逞しさをうまく社会で活かしてください。
K島くんは高校生のころから、何度も学校に体験に来てくれました。
この学校で楽しいことも、苦い体験も、色んな経験をしたと思います。
人生に活かせるといいですね。
話し出したら止まらないH原くん。
いい加減そうに見えて、進路を決めるときに考えている事がわかりました。
会話の時は、私の話も聞いてくださいね。
Kくん。人一倍、自身が持てないところが、謙虚でもあり、心配でもあります。
この学校に来て、たくさん出来るようになったことがあるはずです。
自信を持って頑張ってください。
地元愛が強いM代くん。
就活で、初めて何を大切に生きていくか気づく事が出来たと思います。
自分だけの人生です。大切に考えるものが見つかって良かった。
M國くんは、迷いに迷い、
結局は自分の希望と親御さんの希望が両方満たされる仕事に決まりました。
まだまだお客さん目線のことも多いですが、夢に向かって色んな経験を積んでください。
ウグイをダブルで釣ったT葉くん。
お母さんと進路の話をして、互いに心配していること、
本人の状況を確認できて、一気に就活が進みだしました。
お母さんに感謝して、一日も早く安心させてあげてください。
地元近くで希望に近い職業が決まったY下くん。
まだまだ心配なことがありますが、ここから先はこれまでの経験を活かしながら、
前に進むしかありません。
卒業後1年経つまで心配ですが、何かあったらいつでも、学校に連絡してください。
ほかにも、伝えたい事、思い出すことがたくさんあります。
最大の人数で、個性派揃いの学年でした。
クラス内でも色んな事があったでしょう。
岡本としては最後に、クラスという単位ではなく、
個々の集まりになってしまった事が残念です。
でも、人生に無駄な事は一つもありません。
卒業後、学生時代を時々振り返ってみてください。
楽しかった事、辛かった事、嫌な思い出、全て仕事や人生に活かされているはずです。
みんな、頑張れ!