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自動二輪

雪中レースに参加しました!

2018年のバイクライフのスタートは、なんと圧雪した雪の上を走る3時間耐久雪中レースに参加してきました。

本州出身の私は北海道のライダーは冬になると雪が積もるのでバイクに乗らないと思っていたのですが、
公道を走る方や、雪中レースに参加するライダーがいることに衝撃を受けました。
そんな私も以前、学生からの熱烈オファーを受けて雪中レースに参加した経験もあったので
今回も楽し・・・辛いレースになるのを覚悟して参加しました。
 
北海道に住んでいるライダーでも雪中レースに参加しているのはごく一部だから、学生にとってもいい経験になると
思いアナウンスをしたら、嬉しいことに1年生の4人から出場したいと手が挙がり、一緒に出場してきました。
 
コースは、新千歳空港近くの特設コースにて開催され、我々は朝の8時前に会場入りをして9時30分のスタートに
向けて準備を行っていたのですが、気温マイナス4度の中、ブルブルと震えながらの作業になりました。
 
スタート予定時刻より5分遅れで3時間の耐久レースが始まりました。
気合を入れてスタートのはずが、全くカギセンの車両だけ進みません。
氷の上に雪が積もりトラクションが全く掛からない状態でした。
タイヤは勢いよく回っていたのですが、なかなか前に進みません。
 
実は、こうなることはある程度予想していました。しかし、予想を遥かに超えていました。
雪上のレースでは、モトクロスタイヤのブロックに加工を施してお手製スタッドレスタイヤで走るのが基本
なのですが、何も加工せずにレースに臨みました。
無加工で、雪上を走るとどうなるか経験するのもいいかな~なんて気持ちからです。
 

 
レースの様子はこちら
 
時間の経過とともにコースコンディションがよくなり走りやすくなったのと、タイヤの空気圧を極限まで
下げることによってトラクションを稼ぎ、それなりに走れるようになりました。
 
 
レースは、あっという間に3時間が過ぎ、全員怪我なくゴール出来たことにホッとしました。
私は、残念ながら点火系統のトラブルによりリタイヤ状態でした。
学生たちは、一生懸命走った甲斐もありクラス別で入賞をしていました。

雪中レースに出た感想を学生に聞いてみると、次のようなコメントが出てきました。
・大変だったけど楽しかった
・冬道の危険性を学ぶことが出来た
・雪中レースをずっと走るだけの体力がなかった
・コースの障害物になってしまい、他のライダーに迷惑を掛けてしまった
・タイヤが無加工だったので、ベテランライダーが10年掛けて辿り着いた加工方法を教えてくれた
・来年も是非参加したい
 
 
このようなコメントを受けて、今回参加した雪中レースを通じて色々な経験をしてくれたことがわかり
嬉しくなりました。来年は準備万端で、雪中レースに臨みたいと思います。
また、このような雪中レースを開催してくださった高見堂様をはじめ、困ったときに助けて頂いた皆様に感謝の
気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。