母川回帰~2018年3月卒・KMくん~
今年3月に卒業したM代くんが、GW中に学校に遊びに来てくれました。
M代くんは現在、地元の漁組に勤めています。
入学直後はクラスメイトとの会話も少なく、しばらくは心配しましたが、
卒業間際には、こらこら、と思うくらい話していて、とても安心したのを覚えています。
就活ではなかなか、考え方のコツが分からなかったようで、
スタート直後は苦労していましたね。
何が好きかと聞いたら「亀が好き」と答えてきた時は、
正直、その後の展開をどうしようか悩んだものです。
ただ頭の回転が速いというか、相手の要望に察しがつくというか、
面談を数回重ねると、自分の性格や大切に考えていることを話してくれて、
就活を始められたことにホッとしました。
一度動くと、現実を色々と考えるようで、
地元に貢献したいという、人生で一番大切にしたいものがはっきりと見えて、
一層働くことに対する意識が強くなったと思います。
それでも学生の日々に比べると、大変な1か月を過ごしたようでした。
岡本自身もそうでしたが、学生を終えた最初の1か月は、
もしかしたら人生で最も大変な時期なのかもしれません。
岡本の授業の中でも、毎年不評度の高い海藻のスケッチ。
どの世代の卒業生からも聞きますが、M代くんも、
「今ならいくらでも、海藻のスケッチします」と言っていました。
それくらい正規職員としてお給料をいただくことは、大変なのでしょう。
きっと同級生のみんなも同じですよ。
今は、自分に与えられた仕事を一日でも早く出来るように、
毎日が全力疾走だと思いますが頑張ってください。
そして日々、ストレスを発散して、翌日に持ち越さないように。
それも社会人の重要なスキルですから。
同級生と連絡を取りながら、励まし合ってくださいね。
もちろん、学校にも遠慮なく連絡してきてください。