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バイオ

負けられない! 加工技術のプチ大会

夏休みが終わって
最初の食品加工実習では
「イモ類の加工」をしました。
 
 “ポテトチップス”や“イモ餅”を
イメージした人もいましたが
 
テーマは「コンニャク」。
 
コンニャク芋から抽出された精粉(せいこ)に
たっぷり水を含ませ、アルカリ性にしていきます。

まず、水を加えて吸水させ
静かに攪拌して 糊状にしていきます。

 
糊状のコンニャクを少し放置した後
コンニャクを練り込んでいきます。

更に、アルカリの凝固剤を加えた後は
一気に練っていきます。

 
ここで、練りが足りなくても
しかし、練りすぎても 上手く出来ず、
加減の難しいところです。

型に入れて しばらく放置した後

 
加熱凝固させていきます。

コンニャクの品質確認として
“均一な硬さ”と“適度な弾力”などがありますが
 
やはり 食べてみないとわからない!
 
今年卒業した食品の学生が作った「味噌」を使って

味噌コンニャクにして、試食です。

プレゼンの効果もあったのか
「Y君のコンニャクが良かった!」
と校長先生のいち押しがあったようでしたが
 
負けず嫌いなF君は
「校長先生は、味噌ダレは俺のが良いと言っていた!」
と、かたくなに譲りませんでした。
 
最後は、みんなで試食大会です。
 
私たちはコンニャクの成分“グルコマンナン”を
分解する酵素を持たないため
“カロリー・ほぼゼロ”と言う魅力に
特に女子が喜んで食べていました。

そして、「次回の実習は絶対負けない!」と
食品専攻メンバーは、メラメラと闘志に燃えていました。