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海洋生物

臨海実習(名簿前半組)その1

ブログが滞っています。
卒業生のみなさん、順次書いてる最中なので、
今しばらくお待ちくださいm(_ _)m
 
 
 
お元気ですか。海洋生物学科の岡本です。
 
 
 
さて、9月某日、1年生の名簿前半組が臨海実習に行きました。
まだ、地震による停電の影響が気になる時期ではありましたが、
臨海実験所、仕出し屋さん、水族館の皆さん、
快くお迎えいただき、本当にありがとうございました。
 
場所は小樽の忍路、北大の臨海実験所です。
湾奥の静かな場所に歴史的建造物として立地しています。

 

忍路湾は、相当に時化ないと大きな波が来ないので、
サンプリングにはもってこいのお気に入りの場所です。
 
まずは、実験所内で白衣を着用。

毎年、白衣を着ると教授っぽくなる学生とコスプレっぽくなる学生に分かれますが、
今年は割と、研究者の卵に見えました。
 
続いて、ノギスや接眼ミクロメータなどの使い方を習います。

 
道具の使い方を習得したら、いよいよ、活ウニの登場。
 

もちろん、美味しく頂きました。
となる訳もなく、ノギスで殻径を測定するためと五放射相称を確認するために、
棘をハサミでカットしていきます。

結構これが大変な作業で、奮闘した結果、

活ウニはこのような姿に。
なんだか少し、哀れです。
 
続いて口器、アリストテレスの提灯を引っこ抜きます。

 
続いて、放卵・放精を待ちます。

人数が多いので、卵と精子、どちらも得ることが出来ました。


無事、細胞分裂を始めて、生命の誕生。
この後、発生はどんどん進んでいきます。
ある段階まで観察・スケッチしたら、お待ちかねの自由時間!
 
学生たちは夜釣りに出かけていきましたが、
岡本は灯火採集でプランクトンをゲットしました。
 
翌日は、水族館見学がありますので、
早く寝てくれますように・・・