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バイオ

“統計”をわかりやすく説明する

生物統計学は、
生物学的、化学的データを集めて解析する分野で
2年生では、統計学の基礎を学びます。
 
ですが、基礎と言っても
相関係数、回帰直線、区間推定、t検定など
手ごわい言葉や計算が たくさん登場します。
 
そんな統計について
今年も2年生が1年生にわかりやすく説明する
「生物統計学習発表会」がありました。

今年は8つのグループに分かれて
度数分布とヒストグラムの関係や

代表値とは何か など

いろいろなデータの表現方法の説明や
 
統計の統子ちゃんが主役となった
ストーリーのある展開で
わかりやすく説明してくれた「区間推定」や

t検定を使って
「“お●いお茶”と“綾●”は、どちらがおいしいのか」
をテーマに、本当に差が出る結果と言えるのか?

そして、お菓子の「きのこ・たけのこ戦争」を題材に
カイ二乗検定(X2検定)を用いて
カギセンでの “きのこ派・たけのこ派アンケート”を取り
全国結果との差があるのか、それともないのか?

そんな身近な話題を用いて実際に検定し
1年生にわかりやすく説明してくれました。
 
質疑応答では、ちょっぴり厳しい突込みもありましたが
校長先生は「面白かった」とおっしゃっていました。
 
プレゼンを聴いていた1年生にとっては
来年へのハードルが上がってしまった発表会になったようです。