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バイオ

美味 !? 発酵食品を試食

1年生の微生物学という授業では
 
「新・微生物学」という教科書の他に
K先生オリジナルの“サブテキスト”も使用して
さまざまな角度で微生物の講義をいただいています。

そんなK先生の 1年間の最後の授業では
微生物のはたらきを実感する
「発酵食品を試食してみましょう」という授業がありました。

並べられた発酵食品について

配布された資料を読みつつ

みんなでワイワイと試食しながら、意見交換をしました。

 
“カマンベールチーズ”や “ゴルゴンゾーラチーズ”など
メジャーな軟質系チーズの他
 
“ラクレット”や “ミモレット”といった
硬質系のチーズだけではなく
 
なかなか馴染みのない “くさや”や“豆腐よう”も
チャレンジしていました。

“くさや”といえば、好塩性の乳酸菌が醸す
独特な匂いと風味をもつ魚類の干し物です。
 
ちょっと勇気がいる試食でしたが
学生は口々に 「牧場の味がする!」 の一言でした。

また“豆腐よう”は、沖縄独自の発酵食品で
島豆腐と呼ばれる硬めの木綿豆腐に
麹カビなどを用いたもろみに漬けた発酵食品です。

実は、東洋のチーズとも呼ばれる豆腐ようは
タンパク質が豊富な健康食品でもあるので
 
紅麹による鮮やかな赤色に魅了され・・・
 
ほんの少量を舌の上にのせて、ゆっくりと味わう
のが コツだったようですが
パクッと一口、いってしまいました。
 
発酵食品を食べる機会があっても
食べ比べる というのは、なかなかできないでしょう。
 
K先生、ありがとうございます!
私も学生と一緒に、得難い経験をしました。