コンニャクの食感
“肉じゃが”には“しらたき”かもしれませんが
私は薄く切った“コンニャク”も一緒に入れます。
独特な食感があって、ボリュームも出るので
積極的に作りますが、誰も文句は言いません。
(文句が言えないのかもしれません・・・)
そんなコンニャクの原料は、イモ。
そう、コンニャク芋から作られます。
とは言っても、コンニャク芋は傷みやすいので
多くは“コンニャク粉”から作られています。
(左:コンニャク粉、右:凝固剤)
鍋の水を加熱して、そこに少しずつコンニャク粉を入れて
よく混ぜていきます。
攪拌して全体が“のり状”になったら
まんべんなく凝固剤を加えて さらに混ぜ、
空気が入らないように容器に詰めていきます。
コンニャクの主成分である“グルコマンナン”は
アルカリで凝固する性質があります。
“グルコマンナン”の網目の中に
たくさんの水分子が入り込み、
加熱でゲル化してコンニャクになるのです。
できたコンニャクの品質確認として
・適度な弾力があるか
・硬さが均一であるか
・内部に気穴ができていないか などありますが
何といっても、食べてみるのが一番です!
先生方にも試食をお願いして
貴重なご意見もいただくことができました。
ありがとうございました!
コンニャクは、たくさんの水に
少量のコンニャク粉を加えて固めたものですから
ダイエットに向いていること 間違いありません。
実はなんと、コンニャクの約97%が水分なんです。
それでいて、あの歯ごたえ・食感は・・・
“コンニャク 恐るべし”