乗船実習
世の中、ラグビーに沸いていますが、
なんといってもクライマックスシリーズです。
黄色い風船、飛ばしたいです。
お元気ですか。海洋生物学科の岡本です。
さて、先日、2年生は乗船実習に行ってきました。
世の中には、乗船や潜水をして調査や土木を目的とするお仕事があります。
ここ数年、必ず数名の学生が選ぶジャンルでもあるので、
乗船実習は大切な実習です。
まずは、調査の心得や、漁港の種類・役割を教えていただきます。
心得などは、海洋調査や水産土木以外の就職先を選ぶ学生にとっても、
とても役に立つお話でした。
ところで、漁港と港湾の違いって分かりますか?
どっちも港って言いますが、目的や規模が異なるみたいです。
そして、これから乗船する港は、
第3種。
漁港の中でも重要性が高くて、施設設備も多い港なんです。
岡本も改めて、勉強になりました。
荷捌き場や、
イカ釣り漁船もあります。
この漁船は本州の外来船ではなさそうでしたが、
美国港が所属漁船だけではなく、色んな船にとって重要であることが分かります。
一通り、港のお話を実地で聞いたら、昼食を取り、
いよいよ乗船。
人数が多いので、2班に分かれて船に乗ります。
最初の班が出航しました。
残る班でお見送りです。
さて、外海はどんな海況なのでしょう。
学生と港で色んな話をしながら、最初の班が帰ってくるのを待っていると、
帰ってきました。
学生の顔色を見ると、どうやらリバースした学生はいないようです。
続いて、2班。
岡本も同乗しましたが、
お見送りされると嬉しいものですね。
港外へ出て、宝島付近へ。
残念ながらうねりがあるため、磯への上陸は出来ませんでしたが、
超有名な採水器具バンドーン採水器を使わせていただいたり、
水深を計ったり、底質を探ったりしました。
波がある中、学生たちも真剣に実習していたと思います。
最後に、
まとめの講義をしていただいて終了。
波はあったものの、いいお天気で良かったです。
2年生はぼちぼち、内定者が出たり、
就活を始めたりと慌ただしくなってきましたが、
一方で、社会に出て大丈夫なのかと心配になる学生も数名います。
他人の岡本が100回言っても、本人が実感して気づかないと効果はないのですが、
それでも、最後まで、場合によっては卒業しても見守ることができればなと思います。
もうすぐで卒業。
頑張れ。2年生。